ブックタイトルふるさと潮来 第三輯
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ふるさと潮来 第三輯
四、恵雲寺潮来町七軒町にあって日蓮宗左b。械の初期、僧恵雲左る者小庵K来住し、辻説法を行えり、故に里人は其の庵を談議所と呼ぶ左bo水戸光園巡視の折、築地の(妙光寺K付けて)徳大山恵雲寺と命名し、日真をして開山と左す。日真は妙光寺十九世κして徳大院と号し伊勢桑名の人で、下総香取郡飯高植林に学び、その学徳高〈、義公によって招致されたものである。日真その後飯高檀林κ出講三年、帰って此の寺を聞き、元職十一年四月二十七日築地に寂す。むそじ「鴬の音をぞめで来し六十あまbζ れまで左りや山ほととぎす」此の年義公の命により辻寺百余家悉く檀徒とした。元職十二年檀徒相議って堂宇を新にしたが、元文二年火災κかhb、延享二年復旧したものである。7C境内Kは榊原柳荷等名士の墓がある。(現住職佐義氏)藤恵愛染院は新義真言宗豊山派K属し、東雲山根本寺と称し、潮来町水原にあって開山は尊賀で、宥範は中興の開山と称せらる。本尊は大聖如意輪観世音菩薩である。-60-境内κ、山門、観音堂、如意輪観音堂、大師堂、本堂等がある。愛染院縁起本尊大聖知意輪観世音菩薩は、高祖弘法大師一万三札の御作で、高さ一寸八分、尊像の背に空海とあって、元、第七十代後冷泉天皇守護であったが、天喜年中将軍八幡太郎義家公に賜り、義家公奥州征討に際し、軍を率いて水原の郷κ来たりし際、北浦を