ブックタイトルふるさと潮来 第三輯
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ふるさと潮来 第三輯
ケクス水程藁シ七里ト云フ一里ノ所子生村岸ニ上リ行クコレ村- 一天女ノ廟有リ往テ景ヲ視ル数十級廟ノ地ハ凹然トシテ猶脚下ニ在リ清也鏡ノ如ク廟ハ其ノ中央ニ在リソPゼγ足音水ニ落チ珪然トシテ鳴ルヵエ鳥相呼テ還ル一至ル石燈ア下ル至νパ則チ廊下ハ水ア背ヒ時二夕陽樹ニ在リ栖フンキ而テ逆旅ニ宿ス俗客紛先(邪魔)誌ケγジヨウ語ア為ス者常音ヲ帯フル者談話喧擾臥テ市テ能ク眠-フレズ六日時早発行ク三里市テ大貫ニ至リ一水ア渡ルジ一アγジツ.ヒ二里而テ水戸ニ入レパ即チ其ノ東廓也市野掛比しの歯の如く並ぶ)興馬織ル如シ諸生大ニ疲労而テ上町ニ至リ舎ニ就カント欲シ気ア鼓シテ行々仰テ城ロhyロ壁楼櫓ノ層出ヲ視レパ結構宏壮左ニ梅嶋欄密ノ中ア顧レパ瓦閣ノ隠見スル者ヲ弘道館ト為ス也城ノ正門ト方ニ相対スィ動討初旬ノ茶店ニ就テ市テ小憩シ上町ニマサゴサン至リ泉街ノ旅舎一一投ス時方ニ午午餐(昼食)ア命スコプス余昨宥自リ感官ノ外邪心気頗ル悪シ是日又頭痛シ臥テ而テ起キス時ニ潮来ノ人岳野海老沢諸氏来リ訪フ晩際諸生皆出.ッ余独リ舎ニ在リ同塾生藤岡彦来リ訪フ彦本姓ハ富田水戸ノ人曾テ潮来藤岡氏養フ所ト為ル数日先キニ府一一入ル固ヨリ要スルニ余等ノ舎ハ其ノ生家ノ所因テ酒ア命シ対酌夜ニ入ル藤岡及両三生ト句酌(ちまた)ア排佃シ途ニ藤岡ト別テンインチョウテイセキコウレ舎ニ帰レパ俗人填咽頂紙筋交(雑魚寝するとと)レキログテ未タ少時ナラズ忽チ車声ノ糎醜(車の走hノ響く音)タルア道上ニ聞ク乃チ起テ視レパ則チ土卒大砲ア城ガイサウニ輪スル也己ニシテ而テ恒火星ノ知ク鎧声鍔々馬イナナ噺キ人馳ス甲士ハ皆結束シ城ニ入ル余諸生ア警シ行装司/理シ時ニ出デントスル時巳ニ四更雨至ル街間喧伝シテ日ク大関ノ期ハ延ピ三日ノ外ニ在リト余等相配リ滅的乃チ叉臥ス夜悶.務.V (激し〈降る)タ 臥く 叉ウリン七日雨舎ア出ル能ハズ上総ノ人鵜沢玄琳訪ハ見ル同遊ノ吉井氏ノ知ル所也談論数刻午フ過キ諸生ト共イタココニ富田氏ノ家ニ抵ル岳野海老沢ノ二氏先ニ駕ニ在リ諸生或ハ書ア観、、、或ハ碁ア-74=-遂ニ宿ス夜ニ入ルモ雨ハ末タ止マズオソグ八日時畏起午後諸生ト往テ好文亭ア観ル北ニ行ク過クル所皆梅林葉間ノ青梅塁々綴ルガ如シアン其ノ塾スルニ至レパ皆醗シ(塩漬)以テ軍食一一充ツト云フモ亦太公経済ノ一端ア見ルニ足ル也歩ス数町望ミタリユルサテ亭ア山上ニ見ル平日ハ人ノ蘭一一入ルア聴一ザルト云フ亭下皆平田ニ間白鶴数隻有リ呼テ果餌ヲ投レパイント2スコプナ飲啄頗ル押レテ受ク視ル之ア久シク別路ア取リ而テミナギワタ仙波湖ニ帰ル躍ル水ハ路ア奪フ掲テ而テ渉リ雷神トウハイニ詣ズ香火雑沓舎ニ帰レパ則チ既ニ末ノ牌(時刻)茶酒交モ進ム城ア出テ西