ブックタイトルふるさと潮来 第三輯
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ふるさと潮来 第三輯
シユコウ燭ア点スル間酒椴又進ム欲セズ強テ一一一杯ヲ挙ク夜ニ入リ枕ニ就クハ猶同一騒論談ス九日朝陰後大ニ暗ル岳野海老沢藤岡ノ諸氏皆郷土ナJジヨ2シヨ2ルア以テ伍間ニ役ア受ク専食(早朝寝床の中で食事)カプ甲ア被リ束ア結ンデ而テ出ツ余等モ亦起ル時ニハ己-一同事ぽ然乃チd寝ジテ勾(あけがた)ア待ツ鉱ラpsyγカ奥ジテ人呼テ日ク行軍ノ期至ルト則チ急キ起キ櫓下ヒザマヅイコレ(のきの下)一一席シ脆テ而テ駕ア観ル市街ノ両側人衆堵ノ如シ己-一シテ市テ鼓声華々域内ノ甲士以テ啓行ニ次グ山野辺主水正手兵ヲ将トシ前鋒ト為ル寛助太夫第一軍ニ将トシ武田彦九郎大森弥三左衛門駕ニ属ス伊藤玄著第二軍ニ将トシ小山小四郎藤田主膳罵ニ属ス雑賀孫市第三軍ニ将トシ中村与一左衛門榎本タマタマ四郎左エ門君ニ属ス次ハ則申軍ト為ス会君侯江都ニ在リ弟儀一ノ君アシテ中軍ノ総督ト為サ使メ白井タスヒツキγ織部之ア伝ク齢一ノ君甫メテ七歳緋ノ甲ア撞ク錦ホウキテツカ抱ア被リ金麿フ取リ鉄紘一一駕シ威儀端荘自ラ三軍ア指揮スル之気象在ル也近士皆歩シテ庖従ス一日?槍時然馬ノ前後ア囲緯ス太田丹波守後軍ニ将トシ興津蔵シンガ人赤林三郎兵士殿リア為ス二階堂某吉田大宮司遊軍リ詞エリノ将ト為リ中山備中守開通一司ノ護シ後軍ニ在リ総ベテ一万八千人隊伍膏整旗峨鮮明鎧甲之華麗人馬之膏整高ススス茶フ畷リ相話ス余飲ムア少年輩コレユゲン衆皆昇息シテ君ヲ視ル軍師ア原守一ト日フ号令厳シユ2ソソゼン粛行軍ノ間寂トシテ人戸無ク唯鎧甲相摩シ萩々然タルヨトコトア耳ニ聞ク此役タルヤ新タニ悉ク弓隊ア除キ銃隊ニケダ代ラ令ムハ蓋シ時勢ハ然一フザルア得ザル也前軍ハ辰ハイセノ牌ア以テ城ア出テ後軍ハ午ノ牌-一逼マルモ末タ仙波ゴサンベγツヅニ達セズ余等ハ午餐ヲ鶏シ軍後ニ腫キ徐行シテ原ニγヨウJアフ至ル行人途ニ載リ肩摩睡踊(かかとを踏む)忽チ諸生四人ト相失ス原ニ至レパ則チ諸隊陣ア布キ旗轍風ヒルガエニ蹴ル巳ニシテ而シテ行騎馳馬前鋒ニ伝令シ兵ア進メ大砲ア発スル者数十声山林ア震ハス銃隊ハ開キ市テ槍隊ハ合シ乃チ免ア放チ呼騒シテ市テ馳遂スキカ獲ル有レパ則チ之ア麿下ニ献ス前者巳ニ退ケパ後者更ニ進ム隊将ノ挙麿指揮意ノ如シ此ノ時観ル者相スイサイ推橋(なしのける)シ足ハ地ア踏マズ而テ浮行スル者数町又四人ノ者ト相失ス既ニシテ而テ落日西ニ在リアッマ諸軍ノ将振旅旗蛾皆牙営ニ衆ル余ハ道路ノ梗塞難行ワツカア恐レ挽-一先ニ帰途ニ就キ忽チ二人ト相逢ヒ因テ倶-一コヨ帰ル六人者先ニ己-一帰ル鳶ニ茶談数時三井生来リ訪フ此行ア同クセザルア恨ム也余因テ明日帰途過リ其汲上宅ア訪フヲ約シ乃チ去ルがラj一伊ィ丸町(ちまた)塵揚リ諸軍振旅城ニ入ル叉就テ之ヲ観テ夜ニ入ル飯罷ミテ藤田等皆至ル云フ疲労甚シトツケシ即チ臥ス余等亦寝-一就リ-75-甲ア卸