ブックタイトルふるさと潮来 第四輯

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概要

ふるさと潮来 第四輯

十年近くなるが最近行ってみたところやはり健在、の周囲は荒れていたが、そのことがかえって幸いしていたのかも知れない。これからも永く残してなきたいものである。一一一ウラ.シロζ のシダはh訂正月白かざ-DK利用されるので知られている暖地性のシダで+次城県以南では普通にみられるが、福島県いわき市が分布の北限とされている。潮来町でも私の調査では、釜谷そ地内、小泉地内の山林でその群落を確認してなり現在も生育しているが、あまD殖えてはいない。このシダの羽片は表が淡緑色で、裏に白い毛が粉のように生えているとζ ろからククジロの名がきている。このあたDでは数少ない暖地特有のシダであるから、たいせつに保護したいものである。(四) そのほかむシダなど前にあげたシダのほかに、地区K生育していたが、ダで、今から十年ほど前は水原現在確認できないでいるシダやはり暖地でなければ見.られないシ日当たりむよい乾燥した斜面等に群落を左して-32一にコシダがある。生える。水原白コシダも、もっとくわしく調べようと思っている。こむほかK水田の広がる水原地区Kは水性シダ、、、ズワラピ、デン・シソウが生える。また、むこしてなきたいシダκは、タホラシノブ、テシノブ、イワガネソウ、アイアスカアスカイノデ、イノ」ア、コモテシダ等がある。友会シダではないが、森む中白下草Kまじって美しい実をつけるカラタチバナ、マンリヨ内γ、ヤプコウ・γ、アリドウシなども、なくしたくない貴重な自然の財産である。