ブックタイトルふるさと潮来 第六輯
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ふるさと潮来 第六輯
客船夜泊上延容算常陸蘇城空tf~.は船t容t夜算i泊をす延町党fベ常利ミ陸堅1下蘇t貞ごは城;文A兵亡を息宇む下息文兵党利堅貞青山岬峨檀門茂盛海雲日横⑪ ⑬ ⑫人t海檀天Z雲門号日ひ茂令に盛し横してたは相1り道f通2青亭ご山す岬fdあくTこ守り① 五こ詔元人のむ徳天古庚す号寺午ど令は十、月白書相道通亭元徳二年十月一日書〔かつて源頼朝が戦勝を祈願して〕寺号を長勝寺とした〔由緒ある寺である〕。②撞木(かねたたき)をちょっと引いて、そっと軽く撞いている今の鐘は大きくはない。③そこで、鋳物師に命じて造らせたところ、早速大きな釣鐘の鋳型ができあがった。④どーん・ごlん、ぐぉ!ん・ぐぉーんと、あたかも雷鳴がとどろほき、鯨が札えているかのように響きわたる。⑤この鐘の音は、〔そ公w?卜uaAの荘厳な響きで〕仏の教化を説き聞かせ、耳や目の不自由な人びとあんまいに音や光を与える〔ように、全く仏法に暗昧な人びとさえも啓発してしまう〕のである。⑥実に偉大だなあ。しんらばんしょう〔森羅万象をつつみこんでいる広大無辺な空界の〕すみずみまで響きわたって、その空界から一切の宿弊をはらい清めてしまう。おいりひあかね⑦霜の降りた冬空の月が西方に傾いた夜明け方ゃ、入日が〔茜色にしんによ照り映えて西空に〕沈む夕暮どきに、⑨ことに仏法の真理(真如)の働きがくまなく発して、〔おりしも聞えてくる暁鐘や暮鐘の響きに〕人びとは一斉に迷夢から覚める。⑨〔そのとき、寺では修行者ざんまいgようてんざこうこんたちが〕深く坐禅三昧(明け方の暁天坐や夕暮の黄昏坐禅)にひたっており〔生老病死など、この世(苦海・苦界) の〕悩みや苦しみは消えうせている。⑩〔ここ潮来には〕夜ともなると、旅客を運ぶ船や旅路の途中にあていはくる船などあまた碇泊しており、水の都としての景観は、いわば「常陸の蘇州」といったところである。。禅の寺々では、〔鐘を撞いて〕国家の繁栄と天皇の長寿を祈願し、ほことどい〈き人びとは〔その荘厳な響きに心をうたれて〕支を止めて戦は絶えてなくなり、⑫檀家は草木が生い茂るように栄え、寺の基はかたまって堅固となる。⑬〔裏山に登って見はるかせば、震ヶ浦や浪逆浦などの〕海上の雲は、太陽の前にのんびりと横たわり、はるかに〔富士や筑波の〕青にん峰がくっきりと切り立って見える。⑬時しも、すばらしい禅僧(人でんとうL天導師)が号令するかのように鐘の音が響きわたって〕、まさに人とあこんぜんの両道は融け合って揮然一体とな一5-道(人間界)と天道(天上界)り、仏法の真髄に到達するのである。元徳二年(一三三O)十月一日書清拙和尚の鐘銘の深遠な情趣を訳出することは無理としても、ちなみど鋳ぃ柔Z古宮訳I 物もく寺Z詩ん師じ撞つあをにきりつぐ命ててくおじしつ虚こ暗店I 名て空; 昧きん洪E鐘はみををと鐘2も長る清啓2 鋳ぃ細t勝とむき雷L:れく寺鳴Zばてのと遍f仏く日事わのた響りき