ブックタイトルふるさと潮来 第六輯

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概要

ふるさと潮来 第六輯

一、真首座は、享保八卯の二月十五日に入院成られ候事。第三、長州和尚入院後段々寺繁昌の事一、長州和尚は真首座と申し江戸四ケ寺の内芝の真禅寺の御弟子成り。四谷松岩寺の御せわにて当寺へ、御付き候。然る所、前々修理不足ゆへ方々大破におよび、壇中相談の上、享保八年卯の七月惣壇中かぶき団五郎と申す芝居を興行致し残金廿弐両余取り上げ是を以て、大破の処を大方につくろい候事。一、金姶九両三分銭壱〆八十文取り上り帳面の〆町中引札礼金高にて請取る可き分一、同三分は是は前度存寺の礼金先住、御受けなられず候に付、五右衛門預り居り候金也。一、同弐両は〆金弐拾弐両弐分壱〆八十文根本長左衛門せわ人鬼沢又右衛門納所同庄六寂首座其外壇中右の通り帳面の〆ともに利左衛門方へ金子請取り候。内金拾弐両当住上京のため廻し金にのけ置利左衛門うけ取り分残金姶両弐分壱〆八十文此梯、金壱両弐分六百五十六文中屋伝兵衛江戸説ふ/ー『\備後表拾九枚近江表十五枚一、百廿四文へリ弐反、糸壱把だちんとも也。江戸より当地迄舟ちん一、金壱分百文一、三分廿四文一、金弐分廿四文ヘリ弐反、さわらにていと同所にて上の問、拾帖に付、五百文づっ三十三帖半、茶の間ゃう分十さわらたたみや両人帖に付三百文づっ、外にうすべり七枚弐百文のよし。たたみの入方〆金弐両弐分百五文納所へ渡す-45 -一、八百七十二文すまい直しいろいろ入方大工長九郎七工分(九日の利金さわら大工平五郎(十五工分十日の利金、三百三十四文一、金壱分五百六十二文くぎ代一、金壱分九百文一、四百四十三文同断一、金弐分〆金’E両弐分/\、百腰木六せ竺挽十うf三五じ)工文六半本江戸か一、金三両納所へ渡す。大須かや但し上のかや壱分に千六把一、金壱分六百文銅板廿枚簿弐百本江戸かい中のかや同弐千把