ブックタイトル潮来の昔話と伝説
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潮来の昔話と伝説
駒留石これは馬蹄伝説であり、また旗替からすると地名伝説となる。かくして伝説の域を出ないが、これあるはそこに何かはありし事実を見つけたくなってくる。奥洲への道路は筑波山をめあてに勿来ノ関へかかるのが日本武尊以来の道順であろう。ただし、源氏が勢力を東国へうえつける手段として、とるべき多い征伐により征伐によらぬとしても足跡をしるなぴしづけただけでも風は草木を康かさずには措かないのである。要所要所に源氏の氏神様とも見るべき八幡宮の鎮座を見る。旗替の八幡宮が源氏と縁故のあることも言を待たない。関東草分けの地は、鹿島香取一帯の道- 98 ー