ブックタイトル潮来の昔話と伝説
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潮来の昔話と伝説
曲松の由来あざし?っぱつ元須賀村の字であり、曲松河岸は戦後に至るまで人車舟筏の往来繁く、高瀬舟の時代から定期蒸気船の波止場として、かつまた対岸の大洲への唯一の渡舟場として非常な賑わいをみせた所である夏休み‘ な高・也:'. ると旦,・パj可← プ童ー← 雌糊I I:::二でて-・て三『共ミ三~l~~I 戸主・・:.・'.: :・:.ゴ・が,・.・.・プ: :斗去二"LJ ・ ::.:. 百字とそご 川.\・今三喜善<;?-庁・よ・.:.; .プ.=・ヰ 岸溢れ一日中水遊びに興じたものである。それだけの水に犠牲者も多かった。また、今でも曲りくねった老松があり、玉垣を囲らし、根本に水神宮が記ってある。先代あるいは先々代の松はさらに大物で、みずぎわりゅうだは水際まで約三十米、見るからに竜蛇の這い出した-103 -ような姿は、見事なものであったと語り草になっている。地名曲松の起こりである。現在の老松は松喰い虫にも侵されず管理されている。えほしまた、この松を別名烏帽子掛松また腰掛松ともいう。往時源氏の大将源頼朝は平氏追討武運祈願みぎのため、鹿島社参の翻り、この地に立寄り、烏帽子を松の枝に掛けて休んだという故事によってこの名が残ったものであろう。今の松は三代目といい伝えられている。(延方)