ブックタイトル潮来の昔話と伝説
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潮来の昔話と伝説
白蛇のおっげこの話は、古老よりの伝承に基づくものであるが、今を去る、百九十余年前、千葉県の干潟地方に、疫病の大流行があり、忽の内に村内に蔦延し、死者の数も増すばかりで、一向に静まりそうにもなかった。これは何かの崇りではなかろうかと、村怖幸人れ達.. は傑5 きり所々の神社や仏閣に参詣して、病気の沈静を祈ったが、少しも衰えず、大いに困りはてている時に、ある夜、一人の村人の枕冗に、一匹の白い大きな蛇が現れて、その蛇の申すには、「潮来に鎮座する牛頭天王社へ参詣して祈願するがよい、そうすれば、この疫病は、たちどころに納まるであろう」と、告げるやいなや、姿を消してしまった。この村人あくる日、早速この話をした所、村の有志が、潮来の牛頭天王社へ詣でることにな、、'IJJ.'lltt/JIW 白山t州側総糊-8-