ブックタイトル潮来の昔話と伝説
- ページ
- 40/118
このページは 潮来の昔話と伝説 の電子ブックに掲載されている40ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 潮来の昔話と伝説 の電子ブックに掲載されている40ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
潮来の昔話と伝説
飽のお題目昔、古老の伝えによると、この地に菩薩が安置されていた口この菩薩夜々恭々たる霊光を放しければ、人々大いに驚き、なにごとかと思いを起こした。これではと、里の人々は本園山妙光寺の日具上人を招いて、お堂を建てて菩薩を当所に記りて、尊号を徳大勢至菩薩とし奉られたDそれ以来、近郷の老若男女の参詣日夜絶えなく続いて、王政維新に至り、社号を月読神社(二十三夜尊)となるロ縁日は参詣者が山をなし、社内外に立錐の余ぎなきに到る。その功徳により、子なき者は子得、貧者富得、病者も癒し、儒者も絶えるに至る口その神徳の大いなる窺い測るべからずと伝え-32一