ブックタイトル潮来の昔話と伝説

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概要

潮来の昔話と伝説

技は日本一であったという家柄、そこで茨城県林政課職員と高松市の栗林公園長等の御媒約をお願いし、屋島むじな禿の子をと決まり、むじな婿(クlリl)との結納を交わし結婚することになった口結婚式は十月八日(旧八月十五日)潮来町公民館で行うことになった口本物むじなを行列に参加することができないので、むじな一家の行列は役場観光課職員等が配役をつとめて結婚式が行われた。やりのぼりむじなの花嫁行列は役場前を出発した。先頭にチンドン屋・プラカード・毛槍・峨・雄銚雄銚・媒酌人・新郎(クlリl)・新婦(ポンコ)・みこし・両方の親族・狭箱・ソリ台・お供などが続、a ’ - oしvJ’h北利根川に到着すると舟に乗り込み十二橋を一巡りして、水神森へ水神様にて新郎新婦は礼拝をし、行列を立直し町中を練り歩いて結婚式場(公民館) へと足を運ぶ。式場にはすすき原を再現し、十五夜まんまる月なども出て、狸提灯など下げられ、雰囲気づくりを演出した。式がはじまると、ポンコ嬢とクlリl青年のの三三九度の式、僧邑が入場して仏式で行う口三三九度の盃は五升位は入る大物であった口抜露式では関係者のあいさつがあり、とくに来賓として舘林市蔵村住職・俳優の森繁久弥さんなどが、むじなと狸の話をおりまぜて、ごあいさつがあってにぎやかに終わった。(潮来)-67 -