潮来市立図書館>おすすめの本>課題図書・推奨図書

> 青少年読書感想文全国コンクール 平成16年度





小学校 低学年の部


書名 出版社
しゅくだい 宗正美子:原案
いもとようこ
いもとようこ 岩崎書店
めえこせんせいがいいました。「きょうのしゅくだいは…です」
すると、みんなはいっせいに「えー、うそー、ほんと?」と、おおさわぎ。
いったいどんなしゅくだいがでたのかな。
きつねのかみさま あまんきみこ 酒井駒子 ポプラ社
りえと弟が公園に忘れたなわとびをとりにいくと、こどもたちの笑い声が。
行ってみるときつねの子たちがなわとびをしていた。
あまんきみこ・酒井駒子がおくるファンタジー絵本。
このはのおかね、つかえます 茂市久美子 土田義晴 佼成出版社
「誕生日のプレゼントは、ヤマキヤのソフトクリームじゃなきゃ
いやだからね」。こだぬきにねだられた母さんは、人間に化け、
シナノキの葉をお金にかえて、ソフトクリームを買いに行きますが……。

▲このページのトップへ戻る

小学校 中学年の部


書名 出版社
ちびねこグルのぼうけん アン・ピートリ
古川博巳:訳
黒沢優子:訳
大社玲子 福音館書店
しっぽの短い、ころころ太った灰色の子猫のグルは、
大きな納屋で母さんたちと暮らしていましたが、
運よくドラッグストアにもらわれていくことになりました。
新しい家の飼い主のおじさんおばさんは、
グルの話すことがわかりません。
おまけに、気が短く怒りっぽいグルは、
お店のお客さんを引っ掻くという大失敗をしてしまいます。
さあ、何とかこの気性を直さなければ、
もとの納屋に返されるかもしれません。
懸命に努力するグルを、お隣のピーターや散歩中に
知り合ったスミスさんが、やさしく応援してくれます。
ずいとん先生と化けの玉 那須正幹 長谷川義史 童心社
トン、トン、トン。
秋の夜、お医者さんのずいとん先生の家の戸をたたくものがいる。
のぞくと、若い女が立っていた。この女、実は…。
お医者ときつねのだまし合い。さて、だまされたのはどっちかな。
よみがえれ、えりもの森 本木洋子 高田三郎 新日本出版社
明治時代の終わり。開発により砂に埋もれたえりもの浜に、
50年かけて森を蘇らせたコンブ漁師たちの実話を、
精緻かつ力強い筆致で描き出す。
豊かな自然を守り育て、共存することの大切さを伝える絵本。

▲このページのトップへ戻る

小学校 高学年の部



書名 出版社
すてねこタイガーと家出犬スポット リブ・フローデ
木村由利子:訳
かみやしん 文研出版
飼い主に捨てられた子猫のタイガーは、
虐待されて家を出た犬のスポットに命を救われる。
深い絆で結ばれた2匹は、ノルウェーの自然の中を
安住のすみかを求めて歩き続け…。
動物の視点から描かれた物語。
海で見つけたこと 八束澄子 沢田としき 講談社
5年生の夏休み、なつきと弟のよしひろは、
ばあちゃんの住む日本海沿いの小さな町で過ごすことになる。
小さい頃に1度会っただけのばあちゃんは、
80歳を越えても海に潜り続ける大海女だった…。
救出:日本・トルコ友情のドラマ 木暮正夫 相澤るつ子 アリス館
明治23年、紀伊半島沖でトルコの船が難破。
人々の懸命な努力で69人が救出された。
そして95年後、イラン・イラク戦争のさなか、
日本人を救出したのはトルコの飛行機だった。
日本とトルコ、感動のドラマ。

▲このページのトップへ戻る

中学校の部


書名 出版社
エドウィナからの手紙 スーザン・ボナーズ
もきかずこ:訳
ナカムラユキ 金の星社
ある日、エドウィナが市長あてに書いた一通の手紙―
手紙をきっかけに、街がよくなればとの思いからだったが、
市長にはある思わくがあって、事態は予想外の展開に…。
サスペンス&サクセス!?ストーリー。
モギ:ちいさな焼きもの師 リンダ・スー・パーク
片岡しのぶ:訳
あすなろ書房
親もなく、家もない、本当の名前も知らずに育ったモギは、
ある日、高麗青磁の美しさを知り、焼きもの師になることを夢みる。
12世紀の韓国、どんな境遇であろうとも明日を信じて
凛として生きる少年の成長の物語。
食べ物と自然の秘密 西谷 大 小峰書店
中国では餃子といえば、ふつう水餃子か蒸し餃子。
餃子は中国から伝わったのに、
どうして日本では焼き餃子が一般的なのでしょう?
子供に身近な餃子やラーメンなどの食べ物を通して、
そこに生きる人々の暮らしを探ります。

▲このページのトップへ戻る

高等学校の部


書名 出版社
オレンジガール ヨースタイン・ゴルデル 日本放送出版協会
ぼくの父は、11年まえに死んだ。
だから、その父から便りが届くなんて思ってもみなかった。
「…これから、ドキドキするような話をきみに語って聞かせるつもりだ…。
パパは、この手紙を読んでいるきみが何歳なのかわからない。
…とっくの昔に、この世界から退いてしまっているからだ…」
手紙は、こんなふうにはじまった。そして、
「じつは、きみにたずねなければいけない重要な質問がある。
だからこそ、この手紙を書いているんだ…」と続いていた。
いったいその大切な問いとはなんだろう?
そしてなぞのオレンジガールの正体は?
博士の愛した数式 小川洋子 新潮社
世界は驚きと歓びに満ちていると、
博士はたった一つの数式で示した―記憶力を失った天才数学者、と私、
阪神タイガースファンの10歳の息子。
せつなくて、知的な至高のラブ・ストーリー。
正伝野口英世 北篤 毎日新聞社
会津の風土から生まれた世界的医学者・野口英世。
同郷の著者が、彼を一方的に美化することなく、
また偶像破壊的になることなく、その生涯の真実の記録を等身大に描く。
英世の人間像を浮き彫りにした伝記の決定版。

▲このページのトップへ戻る