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  潮来市立図書館の利用状況や、運営方針などについてご案内します。

1.図書館統計 (図書館概要) 2.運営の基本方針
3.サービスの基本原則 4.潮来市立図書館の沿革
5.図書館整備にあたっての考え方 6.施設概要
7.開館時の蔵書数 8.潮来市図書館 建設の歩み


1.図書館統計

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2.運営の基本方針

  • 図書館は、国民の知る権利を保障する重要な社会的基盤として位置付けられる機関です。
    情報化社会といわれる今日、多くの人が必要な知識・情報を入手し、
    生涯を通じて学びながら、楽しく心豊かな生活を送ることを求めています。
    図書館は、こうした要求に応えて人間の向上心や知的好奇心を満たし、
    市民に心の充足感を与えることを目標とします。

    さらに、市民が日常的に図書館を利用することによって、
    さまざまな知識と情報を共有することで個々の生活の向上につながり、
    市民自身による豊かな市民社会の形成や文化の創造に貢献することになります。

    このような意味で、効果的な図書館運営に努めます。
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3.サービスの基本原則

  • 本と人が出会うサービスの4つの広場づくりをめざして

    @知識のひろば
     「市民が必要とする資料を提供できる」環境づくり。
    A情報のひろば
     市民と資料の橋渡しをする
     「レファレンス・サービス(調べものの支援や相談)の役割を目指す。
    B文化のひろば
     地域(市民)の文化活動を支援したり、文化事業を開催し、地域文化を育む。
    C地域のひろば
     市民の憩いの場、くつろぎの場、交流の場。
     人が集まり、人と人が交流できる「地域のひろば」のような環境づくり。
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4.潮来市立図書館の沿革



■平成13年(2001年)
4月1日 潮来市誕生
[茨城県新市町村づくり支援事業の検討経緯(平成9年2月潮来・牛堀広域事務研究会〜)]
合併協議会や公共施設整備検討委員会、庁舎検討委員会などの市民参画の中で、
美術館構想や新庁舎を複合した文化ホール事業などとともに検討が進められ、
最終的には、意向調査等における市民要望の高さ、小学校跡地の有効利用、
さらには牛堀地区市街地活性化などから図書館に決定された。
■平成15年(2003年)
6月3日 合併記念事業として図書館建設を正式決定
(茨城県新市町村づくり支援事業の活用により整備)
11月28日 「潮来市立図書館整備委員会」設置
■平成16年(2004年)
3月25日 『潮来市立図書館基本計画』の策定
5月8日 基本・実施設計に着手
12月24日 建設工事に着手(起工式)
12月28日 「潮来市立図書館資料選定委員会」設置
■平成17年(2005年)
11月30日 建設工事完了
12月12日 潮来市立図書館の設置及び管理に関する条例の制定
12月22日 潮来市立図書館管理運営規則の制定。
潮来市立図書館協議会規則の制定。
■平成18年(2006年)
3月15日 開館準備のため事務室使用開始
3月24日 潮来市立図書館名誉館長規程の制定。
4月1日 名誉館長 海老沢勝二就任。
潮来市立図書館協議会の設置。
奉仕サービス等の一部業務を委託。
5月23日 開館記念式典
5月27日 開館(県内52番目の図書館として利用開始)
9月23日 貸出冊数10万冊達成
■平成19年(2007年)
4月21日〜5月31日 開館1周年‘図書館に集まろう月間‘開始。
7月20日〜8月31日 ‘夏休み読書月間‘開始。
12月1日 茨城県まちづくりグリーンリボン賞を受賞する。
12月10日 『潮来市立図書館概要』(年度版)の発行開始。
■平成20年(2008年)
2月25日 潮来市立図書館管理運営規則の一部改正
3月13日 貸出冊数50万冊達成。
5月1日 「潮来市立図書館資料収集方針」を踏まえ、
中期的図書資料収集方針(20年度〜25年度)を策定する。
6月1日 ホームページを更新。
7月4日 地区公民館図書室の分館機能に向けた整備を開始。
併せて図書室ごとの資料収集および保存、
除籍方針を策定する。(牛堀公民館図書室は廃止)
7月31日 第24回日本図書館協会建築賞を受賞する。
8月8日 エルネット放送(文科省教育情報通信ネットワーク)を
試験的に提供開始。
8月22日 潮来市立図書館管理運営規則の一部改正。
8月23日 ビジネス・生活情報支援コーナーの設置。
9月26日 潮来市子ども読書活動推進計画策定委員会の設置。
10月1日 定期休館日(月曜日)の祝日開館を開始する。
■平成21年(2009年)
3月25日 潮来市立図書館資料収集要綱並びに資料の除籍及び処理に関する要綱の制定。
4月1日 潮来市立図書館管理運営規則の一部改正。
7月 潮来市立図書館指定管理者選定委員会設置要綱制定。
潮来市立図書館の指定管理者導入に伴う管理運営方針提出。
9月 潮来市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正。
潮来市立図書館管理運営規則の一部改正。
貸出冊数100万冊達成。
10月 地区公民館図書室との相互貸借事業開始。
12月 潮来市立図書館友の会(ボランティア)の設立。
■平成22年(2010年)
3月 潮来市立図書館管理運営規則の一部改正。
4月 指定管理者制度導入。
郷土資料の特別コーナーとして「鹿島アントラーズコーナー」を設置。
7月 地区公民館図書室への巡回貸出事業を開始。
8月 学校図書支援事業として担当者向けに修理修繕研修を実施。
学校への定期的な団体貸出を開始。
9月 図書館交流事業として川崎市と観光PR展を開催。
11月 図書館交流事業として新潟市と観光PR展を開催。
■平成23年(2011年)
1月 学校図書支援事業として図書館管理用システムの提供をする。
市内学校を対象に巡回貸出事業の提案と説明を行う。
2月 文学イベントとして「絵本作家のぶみさんと遊ぼう」を開催。
3月 学校図書支援事業として巡回貸出のための専用資料を購入。
東日本大震災の影響により3月11日〜4月10日まで臨時休館。
4月 4月11日、図書館再開。開館時間を午前10時〜午後5時とした。
利用できるスペースは書架スペースの1階のみとした。
5月 開館時間を午前10時〜午後6時とし、全館利用可能とした。
図書館子どもだより「スマイル」刊行開始。
5月〜6月 図書館交流事業として「全国あやめサミット in 図書館」を開催。
8月 図書館ホームページにて雑誌記事新着速報を公開。
9月 市内小学校・中学校への学校巡回貸出事業を開始。
10月 開館時間を通常通り午前10時〜午後7時とした。
■平成24年(2012年)
1月 闘病記文庫コーナーを開設。ホームページに専用コンテンツを公開。
3月 潮来市郷土の先人・宮本茶村150年祭記念企画展を開催。
4月 「図書館デビュー」事業を開催。(小学1年生に読書ノートを配布)
5月 第1期子ども司書講座を開講。(年10回講座)
6月 「ミステリーバッグ」事業を開催。(年4回開催)
7月 「図書館川柳」事業を開催。
8月 就職無料相談会を開始。(毎月第4水曜日開催)
企業経営無料相談会事業を開始。(毎月第4日曜日開催)
10月 「図書館でハロウィンパーティー」事業を開催。
11月 「雑誌スポンサー」事業を開始。
12月 潮来市立図書館こどものページ(ホームページ)を新規開設。
■平成25年(2013年)
4月 読書推進事業の一環として市内小学1,2,3年生に読書ノート配布。
5月 平成25年度第2期子ども司書講座開講。(年10回講座)
6月 ビジネス支援事業「就活スキルアップセミナー」開催。(年4回)
7月 ナクソスミュージックライブラリーの提供開始。
8月 「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」開催。(講談社事業)
■平成26年(2014年)
2月 「ゆうぞうお兄さんの絵本ライブ」開催。(元NHK歌のお兄さん)
3月 消費生活講座「安全安心くらしのセミナー」開催。
4月 読書推進事業の一環として市内小学1,2,3年生に読書ノート配布。
5月 平成26年度潮来市立図書館まつり開催。
平成26年度第3期子ども司書講座開講。(年10回講座)
お悩み解決!ビジネスセミナー開催。(年3回)
7月 POPコンテスト開催。
8月 学校図書館支援事業の一環として担当者向けのブックコート講習開催。
学校図書館用システムの製作と提供。
清真学園高等学校中学校との共催による「サイエンスラボ in 図書館」を開催。
茨城県立歴史館共催事業「勾玉つくり体験」開催。
10月 市役所庁内への図書巡回貸出事業を開始。
図書館システム・ハードウェア機器を更新。
図書館でハロウィンパーティー開催。
11月 現代美術作家大村雪乃氏による丸シールアートワークショップ開催。
ミステリーバッグイベント開催。(年4回)
総務省、経済産業省認定特別創業支援事業として「起業ビジネスプラン塾」開催。
■平成27年(2015年)
4月 開館時間を午前9時30分に変更。
読書推進事業の一環として市内小学1,2,3年生に読書ノート配布。
5月 平成27年度潮来市立図書館まつり開催。
平成27年度第4期子ども司書講座開講。(年10回講座)
6月 CINII公共図書館データベースの提供開始。
学校図書館整備運営支援事業を開始。
マイナンバーセミナー開催。
茨城県立歴史館共催事業「落款づくり体験」開催。
8月  夏休み期間(8月)のみ開館時間を午前9時に変更
ローズウィンドウによるオリジナルしおり作り講座開催。
相続税対策セミナー開催。
9月 OverDriveによる電子図書館サービスの提供を開始。
第3回POPコンテスト開催。
10月 システム(日本電子計算/Linus)をクラウド型システムへ移行。
クラウド型システム移行に伴いWEBサービスの新サービス提供。
12月 消費者行政関連事業として介護予防講座開催。
■平成28年(2016年)
1月 茨城県立歴史館共催事業「勾玉づくり体験」開催。
2月 オリジナルカレンダー作り講座開催。
3月 生涯学習講座として小説家・額賀澪氏による文学講演会開催。
潮来市内小中学校図書館に学校図書館システムおよび管理パソコンを提供、運用開始。
4月 読書推進事業の一環として市内小学1,2,3年生に読書ノート配布。
5月 潮来市立図書館開館10周年。
平成28年度潮来市立図書館まつり開催。
平成28年度第5期子ども司書講座開講(年8回講座)
ミステリーバッグイベント開催(年4回)
6月 大人のための職場体験を開催(図書館10周年記念事業)
7月 音楽制作講座(DTM講座)開催。(図書館10周年記念事業)
8月 中江有里氏 文学講演会開催。(図書館10周年記念事業)
株式会社メディアドゥ・楽天・図書館共催による電子図書館講座開催。(図書館10周年記念事業)
調べ学習支援 小中学生のための読書感想文講座開催。
9月 第4回POPコンテスト開催。
10月 斉田季実治氏 生涯学習講演会開催。(図書館10周年記念事業)
11月 レゴロボットで学ぶ、遊ぶ!プログラミング講座開催。(図書館10周年記念事業)
図書館で婚活イベント開催。
茨城県立歴史館共催事業「落款づくり体験」開催。

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5.図書館整備にあたっての考え方

  • (1)  潮来市の市制施行5周年の記念事業としての整備事業
       (平成13年4月1日潮来町と牛堀町が合併)
        ・ 人口総数31,478人(男15,566人 女15,912人)
        ・ 世帯数10,446世帯 《平成18年3月1日現在》
  • (2)  総合計画などの市民アンケート結果で最も要望の多かった事業を選択した。
  • (3)  資産の有効活用として廃校した旧牛堀第1小学校の校舎を利用した。
       (平成16年3月31日に旧牛堀町立小学校3校を統廃合して1校にした)
  • (4)  牛堀地区周辺の活性化対策の一役を担う性格も有している。
  • (5)  茨城県新市町村づくり支援事業(県補助事業)の有効活用。
  • (6)  人や文化の交流を育む新たな拠点「本のひろば(ブックフォーラム)」として整備する。
         = 新たな生涯学習の拠点づくり
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6.施設概要


1.施設名称・規模等
(1) 施設名 潮来市立図書館
(2) 開館日 平成18年5月27日(土)
(3) 位置 潮来市牛堀289番地
(4) 電話番号 0299-80-3311
FAX 0299-64-5880
E-mail
U R L https://lib.itako.ed.jp/(パソコン)
https://lib.itako.ed.jp/i/ihome.html (携帯)
(5) 施設規模 1・総事業費 1,005,481千円(建築工事、備品、図書等の総額)
2・工事期間  平成16年12月〜平成18年3月
3・敷地面積 11,771u
4・建築面積 2,585u
5・延床面積 3,556u/利用スペース(既存棟部分2,255u・増築部分1,301u)
6・構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨構造 2階建
7・収容可能数 186,000冊
 ・ 開架収容数 図書 96,000冊・視聴覚資料 5,000タイトル
 ・ 閉架収容数 図書/視聴覚資料 90,000冊
8・駐車台数 68台(障害者用3台) 駐輪台数30台
(6) 施設内容 <1階>
1) 開架・閲覧スペース
   《利用者に書籍やAV資料などで情報や知識を提供する。》
 1・開架スペース
   (一般書・児童書・ユース<青少年>・郷土資料・新聞雑誌など)
 2・視聴覚ブース(視覚用ブース6台・視聴用2台)
 3・インターネットコーナー
  ・ インターネット用パソコン5台
  ・ データベース用パソコン2台
    (レファレンス情報検索・インターネットも可)
  ・ 朝日新聞『聞蔵T』、茨城新聞、日経テレコン21
 4・サービスカウンター/貸出/返却/レファレンス(本の相談)
 5・乳児児童用トイレ・多目的トイレ
   (オストメイト/ベビーベッド/ベビーチェア)
 6・授乳室兼対面朗読室
 7・自動貸出機1台・蔵書検索機3台
    貸出用パソコン5台・拡大読書機1台
2) 導入・休憩スペース
   《利用者へ図書館情報や身近な地域情報を提供する。》
 1・エントランスホール、休憩コーナー、自動販売機コーナー
3) 管理・保存・整理スペース
   《図書館の管理及び資料の整理・保存をする。》
 1・開架書庫
 2・事務室・応接室・図書作業室
 3・スタッフラウンジ
<2階>
4) 集会・展示スペース
   《展示やイベントなどを通じて市民交流の場を提供する。》
 1・視聴覚室 (50人利用可能)
 2・スタディールーム (学習室/70人利用可能)
 3・ボランティア室兼お話の部屋 (30人利用可能)
 4・集会室 2室 (集会室1 20人/集会室2 30人)
 5・多目的トイレ (ベビーベッド/ベビーチェア)・男女トイレ
 6・郷土資料展示室・郷土資料整理作業室・収蔵室
5) 屋外スペース
 1・駐車場、駐輪場、小型風力発電設備
 2・憩いの場 : ウッドデッキ、広場(芝生)、中庭

2.施設の特徴
(1) 子ども向け・青少年向けの図書資料の充実を図った。
「潮来市子供読書活動推進計画(策定中)」の実現と文字、活字文化の振興
(2) 既存棟(校舎)に増築を施し、開架スペースを1階部分にまとめ、
自然光を多く取り入れ 、開放的な空間とした。
(3) 書架は、棚板を自在性、互換性を持たせ、床に固定して耐震性能も確保した。
書架高も低めにして本を自由に手に取れる空間を確保した。
(4) 子ども達のため、「幼児童コーナー(フローリング床)」、「お話の部屋」、「児童用トイレ」、
一般利用者には書架周辺に「アルコープ(読む溜まり場)」を設置した。
(5) 親子づれ利用者のため、「対面朗読室兼授乳室」や
「オストメイト付き多目的トイレ」・「幼児トイレ」を設置した。
(6) バリアフリーを重視した施設づくり
・ 多目的トイレ3ヵ所(1階2ヵ所、2階1ヵ所)
・ 通路幅、点字ブロック、エレベーター、段差のない室内、
・ スロープの設置(高低差2.56m/全長22.3m/勾配率5.6%)
・ 読書拡大器(鏡)や車いす・ベビーカーの常備。
(7) 生涯学習や子育て支援の場として郷土資料展示室、
ボランティア室(兼お話の部屋)の設置、集会室2室を多目的に利用する。
(8) ICタグシステムの採用(県内3例目)
・ カウンターによる貸出を容易にして、無人自動貸出機の利用も可能にして、プライバシー保護も確保。
・ 図書館の主幹的業務である「図書資料の選書」や「レファレンス(本の相談)」の充実にもつながり、
  利用サービスの向上も図れる。
(9) フリーアクセス工法の導入
・ 効率的な暖冷房を行うため、床下空調を採用した。
・ コンピューターシステムや電気設備等を床下配線として修理や配線追加などを容易にできる。
(10) 屋外にエコエネルギー教材を兼ねて
小型風力発電機(太陽光発電兼備の蓄電型)を設置して、発電した電力で外灯7基を点灯。

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7.開館時の蔵書数


1・図書 100,259冊 (一般書 81,816冊、児童書 18,443冊)
2・視聴覚資料 3,773タイトル (DVD・ビデオ 1,955点、CD 1,818点)
3・その他の図書資料 雑誌  202タイトル、新聞  21紙

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8.潮来市図書館 建設の歩み


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