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青少年読書感想文全国コンクール課題図書


● 小学校 低学年の部 ●
書名 出版社
ミリーのすてきなぼうし きたむらさとし BL出版
お気に入りのぼうしがほしいミリーだが、お金がない。
代わりにお店の人がくれたのは「想像のぼうし」。
ミリーは、いろんな想像のぼうしをかぶって街を歩く…。
子どもたちの想像力を刺激する、楽しい絵本。
とっておきの詩(し) 村上しいこ 市居みか PHP研究所
冬休みに詩を書いてくる宿題、
ずっと考えてたけど、ひとつもできんかった。
ほんまは、今日ひとつできたけど、ええことないいわれてボツや。
詩をつくるって難しいけど、とってもすてきなことがおきた…。
むね とんとん さえぐさひろこ 松成真理子 小峰書店
今日は、おばあちゃんが家に来る日。
歳をとって、物忘れがひどくなったおばあちゃん。
色々なことを忘れてしまうおばあちゃんに、くまくんは…。
おばあちゃんと暮らすことになったくまくんの、心温まるお話。
いじわるな ないしょオバケ ティエリー・ロブレヒト フィリップ・ホーセンス 文渓堂
うっかりママの大切な真珠の首飾りを壊してしまったサラ。
本当のことが言えず内緒にしていたら、
口からオバケが飛び出して…。
子どものちょっとした心のつまずきに寄り添う、
愛らしいイラストのオランダ絵本。

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● 小学校 中学年の部 ●
書名 出版社
こぶとりたろう たかどのほうこ 杉浦範茂 童心社
たろうが頭につめこもうと勉強したら、
頭に、国語、理科、社会、算数の4科目分のこぶができてしまった。
妹のちょん子の提案で「こぶとりじいさん」みたいに
鬼にとってもらおうと、木のはえている山奥まで行くが…。
点子ちゃん 野田道子 太田朋 毎日新聞社
小学4年生の一平のクラスに全盲の女の子が転校してきた。
アメリカから帰国した彼女のあだ名は点子ちゃん。
色白で妖精のような子だ。
点子ちゃんをめぐり、クラスは大さわぎ…。
ほんとうの優しさと勇気を考える1冊。
ともだちのしるしだよ カレン・リン・ウィリアムズ
カードラ・モハメッド
ダーグ・チャーカ 岩崎書店
リナが救援物資の中に見つけた、片っぽだけのサンダル。
もう片方はフェローザが持っていた。
一足のサンダルによって結ばれた、
難民キャンプに暮らす少女たちの友情物語。
いたばし国際絵本翻訳大賞受賞作品。
やんちゃ子グマがやってきた!
森からのメッセージ
あんずゆき フレーベル館
佐世保市の動物園にやってきた
生まれて間もない2頭の野生の子グマ。
子グマたちにはお母さんがいない。
山や森で生きるはずの子グマたちは、
なぜ動物園で育てられることになったのか。
人間と自然の関わりを考える本。

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● 小学校 高学年の部 ●
書名 出版社
すみ鬼にげた 岩城範枝 松村公嗣 福音館書店
1200年もの間、唐招提寺の金堂を4体のすみ鬼が守り続けている。
そのうちの1体の顔だけが違っているのはなぜか。
元禄時代の奈良。
大工見習いの少年ヤスが、そのすみ鬼と出会った・・・。
建具職人の千太郎 岩崎京子 田代三善 くもん出版
7歳の千太郎は、鶴見村の建具屋に奉公に出された。
先にきていた姉に励まされ、職人たちとふれあううちに、
腕のよい建具職人になりたいと思うようになる…。
江戸期の庶民の生活と心根を描く。
リキシャ★ガール ミタリ・パーキンス ジェイミー・ホーガン 鈴木出版
ナイマは10歳の女の子。
働きづめのお父さんに楽をさせてあげたくて、ある計画を思いつく。
ナイマの計画はうまくいくのか…。
ナイマと家族、そして、自分の力で変わろうとしている人々の
夢と現実と希望の物語。
海は生きている
自然と人間
富山和子 講談社
地球温暖化は、
人間が海をどれほどいじめてきたかという問題でもある…。
海の基本的な性質を説明し、海と日本人のつきあいの歴史を、
特に陸地との関係に絞って解説。
わかりやすい環境問題のバイブル。

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● 中学校の部 ●
書名 出版社
明日につづくリズム 八束澄子 ポプラ社
島をでたい。もっと遠くへ…。
夢と現実にゆれる少女たちの背中をおしてくれたのは、
ポルノグラフィティの歌。
ポルノグラフィティ因島凱旋ライブの感動から生まれた、
ふたりの少女のみずみずしい成長物語。
ビーバー族のしるし エリザベス・ジョージ・スピア あすなろ書房
文字の読み方を教えるかわりに、
マットがインディアンの少年から学んだのは、
森で生きるための知恵。
そして、かけがえのない友情…。
ニューベリー賞銀賞ほか各賞受賞。
アメリカ児童文学史に輝く永遠のベストセラー。
奇跡のプレイボール
元兵士たちの日米野球
大社充 金の星社
太平洋戦争から60年以上を経て、
日米の元兵士たちが野球の親善試合に集った。
戦後多くを語らなかった彼らがこの試合にのぞんだ理由とは。
戦争とは、平和とは、生きるとは何かを問う、
奇跡のプロジェクトの物語。

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● 高等学校の部 ●
書名 出版社
風をつかまえて 高嶋哲夫 日本放送出版協会
北海道の破綻寸前の小さな町。
起死回生の町おこしとして、
町の小さな鉄工所が「風車」を造ることになった…。
疲弊していく地方とそこに住む人々の再生をかけた
父と子の姿を描く、青春小説。
ハサウェイ・ジョウンズの恋 カティア・ベーレンス 白水社
時代はゴールドラッシュ、
ラバで荷物を配達する少年と農場の少女の物語。
愛と憎しみ、希望と絶望、怒りと悲しみ…。
そして、殺人が起きる。
簡潔な描写が胸に迫る佳品。
ルクス児童青少年文学賞受賞作品。
インパラの朝
ユーラシア・アフリカ大陸684日
中村安希 集英社
ジムで鍛えた両腕に4本の予防注射を打ち、
体重を3キロ増やして日本を離れた…。
26歳、47カ国。2年の旅、ここに始まる。
新たな才能による次世代ドキュメンタリー。
第7回開高健ノンフィクション賞受賞作。

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茨城新聞小学生読書感想文コンクール



● 小学校 低学年の部(1・2年生むき) ●
書名 出版社
おかのうえのカステラやさん 堀直子 神山ますみ 小峰書店
ナナのパパは、ひと口食べると元気が出ると
評判のカステラを焼くカステラやさん。
でも、急に病気になって入院することに。
そこへ、パパとナナに助けられたことのある
イタチの親子が訪ねてきて…。
おせんべタクシー 山崎克己 偕成社
空から降ってきた大きなのりせんべい。
食べるとぼくの足がタイヤになって走り出した。
ガソリンはおせんべい。
おせんべ1枚で目的地まで走る、おせんべタクシーになったけど…。
奇妙な味わいのナンセンス絵本。
かいけつゾロリ
きょうふのようかいえんそく
原ゆたか 原ゆたか ポプラ社
妖怪の子どもたち6人を、お宝の眠るドラキュラ城へ
遠足に連れていくことになったゾロリたち。
楽勝だと思っていたが、言うことをきかない子どもたちに加え、
大変なことが…。
コブタくんもうなかないで かとうようこ みやにしたつや 金の星社
コブタくんはとってもなきむし。
ある日、コブタくんが泣いていると、晴れているのに空から雨が。
なんと、木が泣いていた。
コブタくんがかわいそうで泣きだしたと…。
コブタくんと木のちょっぴり悲しい友情物語。
ちゅうしゃなんかこわくない 穂高順也 長谷川義史 岩崎書店
きょうは注射の日だけど、ぼくは注射がだいっきらい。
どうせ注射をするなら、痛くない注射がいい。
そんなぼくの気持ちは、体をぬけだした…。
ホンワカ爆笑ファンタジー。
注射嫌いが治るかもしれない絵本。
マルガリータとかいぞく船 工藤ノリコ あかね書房
マルガリータとマルチェッロのレストランに、
ある夜、海賊たちが現れた。
大切な宝物を取り戻すため、
ふたりは大海原へと漕ぎ出して行き…。
くまのマルガリータとみつばちのマルチェッロの大冒険が始まる。
ゆうれいばあちゃんのねがい 井上よう子 宮本忠夫 文研出版
亡くなったおばあちゃんが大切にしていた花びんに
ひびを入れてしまったゆうき。
次の日、朝から失敗の連続で、
ゆうきが「花びんのたたりだ」と友だちのいっぺいに話したところ…。
他人との関わりを学ぶ1冊。

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● 小学校 中学年の部(3・4年生むき) ●
書名 出版社
犬と私の10の約束 さとうまきこ 杉浦範茂 ポプラ社
みもの家に初めて子犬がやって来た。
バニラ色のゴールデン・レトリバー。
名前はバニラ。一緒に仲良く暮らすために、
お母さんはみもに「犬と私の10の約束」を教えて…。
「犬の十戒」から生まれたもうひとつの物語。
ジュディ・モードの独立宣言 メーガン・マクドナルド ピーター・レイノルズ 小峰書店
家族旅行でボストンに行き、
アメリカの独立や自由について学んだジュディ。
両親に「一人前の行動をとりなさい」と言われ、
とうとう独立宣言を書くことにした。
果たして、その内容とは…。
少年の木 マイケル・フォアマン 岩崎書店
少年の遊び場は廃墟になってしまった。
鉄条網が張り巡らされ、兵士たちが見張っている。
少年は瓦礫の中に、小さな緑の芽を見つけて…。
危機に満ちた今の時代に生きる子どもたちに贈る
少年の示した人間の希望の物語。
なぜ戦争はよくないか アリス・ウォーカー ステファーノ・ヴィタール 偕成社
常に弱い者の立場にたって、社会に問いかけてきた
アリス・ウォーカーが、9.11のテロ攻撃に対して
アメリカが行った報復の現実を知り、
衝撃を受けて書いた渾身の作。
深みのある文章と力強い絵で静かに語りかける。
バアちゃんと、とびっきりの三日間 三輪裕子 山本祐司 あかね書房
夏休みの3日間、小学5年生の祥太がバアちゃんをあずかることに。
家族のみんなは心配顔。
「ぜんぜん、へっちゃらだよ」という祥太だが…。
のんびり屋の少年が病いを持つ祖母と向き合い成長する物語。
ヒロシマのいのちの水 指田和 野村たかあき 文研出版
ヒロシマの託児所で保母さんをしていた宇根さん。
1945年8月6日、被爆して水を求める人に、
「すぐ持ってきてあげる」と約束したのに、
それを守ることはできませんでした。
戦後10年が過ぎ…。
れっつ!スイミング 次良丸忍 琴月綾 金の星社
ルカは運動神経バツグンだけど、水泳だけはチョー苦手。
でも、水泳大会で優勝すると宣言してしまった。
大会まではあと2か月。ルカはどうするのか…。
“スポーツ&友情”さわやかストーリー。

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● 小学校 高学年の部(5・6年生むき) ●
書名 出版社
犬たちをおくる日 今西乃子 浜田一男(写真) 金の星社
捨てられる命を1頭でも減らす社会へ。
日本一の動物愛護センターを目指して、
犬たちの命を救うため、
日々奮闘する愛媛県動物愛護センターの
職員たちの日常を追いながら、
「命」の尊さを考えるノンフィクション。
ジュリエッタ荘の幽霊 ベアトリーチェ・ソリナス・ドンギ エマヌエーラ・ブッソラーティ 小峰書店
母親の田舎に疎開していたリッリは、
ジュリエッタ荘に匿われているユダヤ人の少女レジーナと
友情を育んでいくが…。
第2次大戦末期のイタリアを舞台に、
少女たちの秘密と友情、成長を描く。
夏のとびら 泉啓子 丹地陽子 あかね書房
兄が警察に捕まったことをきっかけに、
6年生の麻也の生活は一変する。
バラバラの家族、親友との亀裂…。
悩み、あきらめ、不安の果てに、新たな一歩を踏み出す麻也は。
家族と友情の感動物語。
ぼくらの奇跡の七日間 宗田理 ポプラ社
『ぼくらの七日間戦争』以下の「ぼくら」シリーズの現代版。
メディアを武器に、DVやイジメ、
大人たちの横暴との闘いが始まった。
ぼくらの解放区はどこにあるのか…。書き下ろし最新作。
ほらふきじゅうたん デイヴィッド・ルーカス 偕成社
大きな屋敷の中、長いねむりから目ざめた大理石像の女の子に、
トラのじゅうたんが語りかける。
世界はなんと不思議にみちていることか…。
信じること、想像すること、そして「真実」をめぐる
ミステリアスな物語。
夢をあきらめない 池田まき子 岩崎書店
アテネ・パラリンピックのマラソン金メダリスト、
高橋勇市の半生を描いた感動のノンフィクション。
夢を追い、北京で再び金を狙う、さらなる可能性への挑戦。
人々に夢と勇気を与える1冊。
竜馬にであった少年 いぶき彰吾 小林葉子 文研出版
天竜川に身を投げた不登校の少年竜也は、
幕末の志士松尾多勢子の孫として生まれかわり、
ともに動乱の京の都へと旅立つ。

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