へいせい16年ど(2004年)
青少年読書感想文 全国(ぜんこく)コンクール
書名 | 作 | 絵 | 出版社 |
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しゅくだい | 宗正美子:原案 いもとようこ |
いもとようこ | 岩崎書店 |
めえこせんせいがいいました。 「きょうのしゅくだいは…です」 すると、みんなはいっせいに 「えー、うそー、ほんと?」と、おおさわぎ。 いったいどんなしゅくだいがでたのかな。 |
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きつねのかみさま | あまんきみこ | 酒井駒子 | ポプラ社 |
りえと弟が公園に忘れたなわとびを とりにいくと、こどもたちの笑い声が。 行ってみるときつねの子たちが なわとびをしていた。 あまんきみこ・酒井駒子がおくる ファンタジー絵本。 |
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このはのおかね、 つかえます |
茂市久美子 | 土田義晴 | 佼成出版社 |
「誕生日のプレゼントは、 ヤマキヤのソフトクリームじゃなきゃ いやだからね」。 こだぬきにねだられた母さんは、人間に化け、 シナノキの葉をお金にかえて、 ソフトクリームを買いに行きますが……。 |
書名 | 作 | 絵 | 出版社 |
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ちびねこグルのぼうけん | アン・ピートリ 古川博巳:訳 黒沢優子:訳 |
大社玲子 | 福音館書店 |
しっぽの短い、ころころ太った 灰色の子猫のグルは、 大きな納屋で母さんたちと暮らしていましたが、 運よくドラッグストアに もらわれていくことになりました。 新しい家の飼い主のおじさんおばさんは、 グルの話すことがわかりません。 おまけに、気が短く怒りっぽいグルは、 お店のお客さんを引っ掻くという 大失敗をしてしまいます。 さあ、何とかこの気性を直さなければ、 もとの納屋に返されるかもしれません。 懸命に努力するグルを、 お隣のピーターや散歩中に 知り合ったスミスさんが、 やさしく応援してくれます。 |
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ずいとん先生と化けの玉 | 那須正幹 | 長谷川義史 | 童心社 |
トン、トン、トン。 秋の夜、お医者さんの ずいとん先生の家の戸をたたくものがいる。 のぞくと、若い女が立っていた。 この女、実は…。 お医者ときつねのだまし合い。 さて、だまされたのはどっちかな。 |
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よみがえれ、えりもの森 | 本木洋子 | 高田三郎 | 新日本出版社 |
明治時代の終わり。 開発により砂に埋もれたえりもの浜に、 50年かけて森を蘇らせた コンブ漁師たちの実話を、 精緻かつ力強い筆致で描き出す。 豊かな自然を守り育て、 共存することの大切さを伝える絵本。 |
書名 | 作 | 絵 | 出版社 |
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すてねこタイガーと 家出犬スポット |
リブ・フローデ 木村由利子:訳 |
かみやしん | 文研出版 |
飼い主に捨てられた子猫のタイガーは、 虐待されて家を出た 犬のスポットに命を救われる。 深い絆で結ばれた2匹は、 ノルウェーの自然の中を 安住のすみかを求めて歩き続け…。 動物の視点から描かれた物語。 |
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海で見つけたこと | 八束澄子 | 沢田としき | 講談社 |
5年生の夏休み、なつきと弟のよしひろは、 ばあちゃんの住む日本海沿いの 小さな町で過ごすことになる。 小さい頃に1度会っただけのばあちゃんは、 80歳を越えても海に潜り続ける 大海女だった…。 |
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救出:日本・トルコ 友情のドラマ |
木暮正夫 | 相澤るつ子 | アリス館 |
明治23年、紀伊半島沖でトルコの船が難破。 人々の懸命な努力で69人が救出された。 そして95年後、イラン・イラク戦争のさなか、 日本人を救出したのはトルコの飛行機だった。 日本とトルコ、感動のドラマ。 |
書名 | 作 | 絵 | 出版社 |
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エドウィナからの手紙 | スーザン・ボナーズ もきかずこ:訳 |
ナカムラユキ | 金の星社 |
ある日、エドウィナが 市長あてに書いた一通の手紙― 手紙をきっかけに、 街がよくなればとの思いからだったが、 市長にはある思わくがあって、 事態は予想外の展開に…。 サスペンス&サクセス!?ストーリー。 |
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モギ:ちいさな焼きもの師 | リンダ・スー・パーク 片岡しのぶ:訳 |
あすなろ書房 | |
親もなく、家もない、 本当の名前も知らずに育ったモギは、 ある日、高麗青磁の美しさを知り、 焼きもの師になることを夢みる。 12世紀の韓国、どんな境遇であろうとも 明日を信じて 凛として生きる少年の成長の物語。 |
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食べ物と自然の秘密 | 西谷 大 | 小峰書店 | |
中国では餃子といえば、 ふつう水餃子か蒸し餃子。 餃子は中国から伝わったのに、 どうして日本では焼き餃子が 一般的なのでしょう? 子供に身近な餃子やラーメンなどの 食べ物を通して、 そこに生きる人々の暮らしを探ります。 |
書名 | 作 | 絵 | 出版社 |
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オレンジガール | ヨースタイン・ゴルデル | 日本放送出版協会 | |
ぼくの父は、11年まえに死んだ。 だから、その父から便りが届くなんて 思ってもみなかった。 「…これから、ドキドキするような話を きみに語って聞かせるつもりだ…。 パパは、この手紙を読んでいるきみが 何歳なのかわからない。 …とっくの昔に、この世界から 退いてしまっているからだ…」 手紙は、こんなふうにはじまった。そして、 「じつは、きみにたずねなければいけない 重要な質問がある。 だからこそ、この手紙を書いているんだ…」 と続いていた。 いったいその大切な問いとはなんだろう? そしてなぞのオレンジガールの正体は? |
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博士の愛した数式 | 小川洋子 | 新潮社 | |
世界は驚きと歓びに満ちていると、 博士はたった一つの数式で示した ―記憶力を失った天才数学者、と私、 阪神タイガースファンの10歳の息子。 せつなくて、知的な至高のラブ・ストーリー。 |
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正伝野口英世 | 北篤 | 毎日新聞社 | |
会津の風土から生まれた 世界的医学者・野口英世。 同郷の著者が、彼を一方的に美化することなく、 また偶像破壊的になることなく、 その生涯の真実の記録を等身大に描く。 英世の人間像を浮き彫りにした伝記の決定版。 |